- 人前で話す時にあがってしまう
- 頭が真っ白になってしまう
- どんどん早口になってしまう
- 周りに伝わる位緊張してしまう
お友達グループや親せきの前では普通に話せても、仕事やPTAで大勢の前で話す時、結婚式のスピーチ・・・
こんな場所になると途端に緊張してしまい、頭が真っ白。
あなたはこんな経験ありませんか?
分かります。
私も極度のあがり症でした。
個人でネットビジネスを始める方の中には、対人でのコミュニケーションが無いというのを魅力に感じている方もいるかもしれません。
でも、生きている限り、こういった機会って完全に避けて生きていくことは出来ません。
とにかく、そういった場からは逃げて逃げて生きてきた私。
でも、また大勢の前で話さなければいけない機会がやってきた時、、
「これは乗り越えないとずっとこのままだ」
と感じ、自分のあがり症と向き合うことにしました。
色々調べて、実践し、結果的に緊張はしますが、
✓ 頭が真っ白になる
✓ どんどん早口で何を言っているのか分からなくなる
という事がかなり改善されました。
私がやってみて効果を感じた「あがり症の克服方法」についてまとめてみました。
同じように、人前でのスピーチが苦手、あがり症だという方の助けになれば嬉しいです。
どうしてあがるのかを考えてみた

あがり症について初めて向き合おうと決めた時、あがり症に関するサイトなどを色々とチェックしました。
どのサイトでも共通して書かれていたのは
- 完璧主義者で他人からよく見られたいと思う人ほどあがりやすい
- 見られているという過剰な自意識が引き起こす
- 緊張しないようにと思うほど緊張する
- 場数では改善しない
という事。
実際私も「出来る人間だと思われたい」という意識が強いです。
それゆえに、失敗したり緊張してしまうと「緊張してるって思われたかな」「恥ずかしい」など、人からどう思われていたかという事ばかりを気にしていました。
この思考は日常でも同じで、仕事で失敗したとき等も「周りにどう思われたかな?」と他人の評価ばかりを気にしていました。
なので、まず思うようにしたのは「出来る人間でなくても良い」と開き直れること。
誰かがスピーチで失敗したり、会議で質問されて答えられなくてモゴモゴしていてもそんなに気になりませんよね。
他人からの目なんてそんなもの。
あなたのスピーチだって、完璧にこなそうが緊張して失敗しようが、気にしているのはあなた自身だけで周りは意外と気にしていなかったりするんです。
そう思うと少し楽になりませんか?
自分の思考の癖に気づくことは、あがり症克服の一歩になるのではないかと思います。
あがり症の克服方法①サプリメントを取り入れる

サプリメントにはかなり助けられています。
あがり症だと、スピーチが決まった瞬間からずーっと憂鬱だったりしませんか?
考えても仕方がないのにずっとそのことばかりを考えて、夜も眠れない。
朝起きた時から憂鬱感がひどい。
もちろん、本番の口から飛び出しそうな位早い鼓動や、頭が真っ白になって言葉が出ないなど本番の緊張も。
私はそんな動揺や緊張、憂鬱感はサプリメントに頼っています。
お守り的なものかもしれませんが、飲んでいると安心感が格段に違うし、私としては効果も感じています。
セントジョーンズワート
あまりにもあがり症で通院を考えるほどだった時、サプリメントをまず試してみようと思いつき、
「あがり症 サプリ」で調べて出てきたセントジョーンズワート。
もちろんサプリなので効果がない人もいれば、合う人には凄く合う。
でも、その効果があった方の口コミを信じて買ってみました。
大手のDHCから販売されていることと、お値段が手ごろだったのも大きいですが。
結果的に私には凄く合っていて、飲んでよかったと思えたサプリメントです。
サプリなので効果はゆるやか。
2~3週間くらいで聞き始めるという事なので、継続して飲むのがお勧めです。
GABA
こちらはサプリメントではなくチョコレートで、セントジョーンズワートのサプリと一緒に食べています。
甘いものはほっと一息つかせてくれるので私にとっては一石二鳥的な存在!
人前に立つとき等、緊張するシーンでは事前に二粒ほど食べたりしていました。
>> 江崎グリコ メンタルバランスチョコレート GABA ギャバ ミルクスタンドパウチ 10入
あがり症の克服方法②あがり症・緊張に効くツボを押してみる

凄く意外ですが、ツボも結構効果がありました!
私が気に入っているのは手のひらの中央にあるツボ。
ドキドキと鼓動が早くなる緊張は、この心臓を司るツボを押すことでリラックスできるのだそう。
足首などほかにも緊張に効くツボがあるのだけれど、手のひらはプレゼン前などでも自然な動作で押すことができます。
あがり症の克服方法③台本は完璧すぎない方が良い

完璧な台本は逆効果
昔、懇談会の司会進行をした時にすごく緊張してしまったことがあります。
ただただ早口でバーッとしゃべってしまって、皆から「緊張してたね~」なんて言われてしまい、半年くらい引きずってしまうような出来でした。
その時の私は、一字一句を書いた「台本」を用意していました。
それを家で何十回も読んで練習していたんです。
当日はそれを読むのに精いっぱいでずっと下を向いたまま、しかも、ただ文章を読むだけなのに緊張して頭が真っ白になっていました。
当時、頭が真っ白だったので、「台本を用意していてよかった」と思ったのですが実は違うんです。
あがり症克服のサイトを読むと
「一字一句書いた台本は用意しない」
「箇条書き程度にしておく」
とあります。
そんなことをしたら、頭が真っ白になった時に言葉が出なくなるのではと思っていました。
でも、そうではなくて台本を丸々読むから頭が真っ白になるんです。
箇条書き程度の台本で相手に伝えるという意識がもてる
要点だけを箇条書きにしておいて、それを本番のように組み立てて読む練習はとても効果的です。
要点をまとめたら、その原稿を読む練習をします。
語尾や言い回しは自分の言いやすいように工夫しながら。
(これは吃音が出てしまう方にも有効だと思います!)
このやり方の方が、内容を伝えようという意識が働くし、要点は原稿に目を向け、語尾の部分は前を見て全体を見渡して話が出来ます。
これが本当に意外だけど効果がありました。
「緊張しないようにしよう」という事よりも「相手に伝えよう」とする方に意識が向くからだと言いますが本当にその通りだと思います。
すごく勇気がいるのですが、実践してみてほしいポイントです。
あがり症の克服方法④良書は自分を奮い立たせてくれる

世の中には「あがり症を克服する」系の本は多く出回っていますが、自分を奮い立たせてくれるような自己啓発系の本もおすすめです。
こういった本は明確な「やり方」が書いているわけではないけれど、自分に当てはめて考えやすいので気づきが沢山あります。
自分を変える89の方法
自分を変える89の方法という本。
もともとネガティブで行動的でなかったという方が書いています。
優しく背中を後押ししてくれるような本で、読んでいると自然とポジティブになり、やる気が出てきます。
中でも付箋を貼っていて何度も読み直しているのが、
「楽しさは、あなたの外側には存在しない。あなたの内側にあるのだ。」
という言葉。
頭と心で、あなたがその事柄を「楽しいことだ」と意義づけることから、楽しい気分は生まれるのだ。
>> 自分を変える89の方法 [ スティーヴ・チャンドラー ]
どんな過酷な状況でもそれを楽しめるという人がいて、たとえ強制収容所など絶望的な場所でも楽しさを見出して生きていけるという人がいる話が書かれた項目があります。
それを読んでいて、ふと感じたのが私は15歳から20代前半までバンドをやっていました。
普通にライブをしていたし、人前に立つこともなんとも思っていなかった。
仕事もずっと接客業でした。
自分が楽しいって思っている場所だと人前で話したり、注目を浴びることを何とも思わないのに、それがプレゼンや会議、司会進行になると急に縮こまってしまう。
この違いは、その状況を楽しめているかどうかという事なのだと気づいたんです。
だから、気が重く憂鬱な発表、司会進行でも自分が主役の映画の制作発表をする女優のような気持ちで。笑
または、だれもが憧れる経営者にでもなったつもりで。
あるいはそのスピーチの先にある未来を想像して。
スポーツの試合の前は緊張しますが、ワクワク感も入り混じった良い緊張感ですよね。
スピーチに対する緊張も、そうやっていい緊張に変えていけるように意識します。
あがり症の克服方法⑤背筋を伸ばして体をリラックス

極度に上がると体や表情がこわばり、呼吸が浅くなり、声が出なくなってしまう経験はありませんか?
声が出なくなる、早口になってしまうという人は腹式呼吸が出来ていなかったり、口先だけでモゴモゴしゃべっている人が多い傾向にあるようです。
また、正しい呼吸は正しい姿勢があってこそ!
- 普段から背筋を伸ばし、おなかで呼吸することを習慣にする
- 口を思いっきり開けて「イー、ウー」を繰り返し表情筋を鍛える
- 深い呼吸を心がける
もちろん、スピーチ当日も同様です。
あがってるなと感じたら呼吸を整え、深く息を吐くことでリラックス。
少し遠い席に座っている人に直接語り掛けるようなイメージで話します。
小さな成功体験を積み重ねよう

いきなり100人の前でプレゼンしろと言われたら上がってしまって頭が真っ白になると思いますが、
まず初めに10人、20人。出来そうだったら、30人の前でやってみます。
その時に「あれ?意外と大丈夫だった」と思えたらそれが成功体験となり、「もう少し増えても大丈夫かも」「本番でも出来そう」と自信につながっていきます。
あがり症は「場数」で改善されるとは思いませんが、上手くいった経験を積み重ねていくことで自信がつき、徐々にリラックスして挑めるようになると思うんです。
たとえ小さくても上手くできた、いつもより緊張しなかったという成功体験はとても大事!