必読!美容ブログやインスタで守るべき薬機法と記事の書き方を初心者向けに解説

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  • 美容ブログ、美容アカウントは薬機法(薬事法)に気を付けないと駄目って聞いたけれどよくわからない方
  • メーカーの広告や企業アカウントは分かるけど、個人単位のブログやインスタグラムでそこまで気を使う必要あるの?なんて考えている方

 

薬機法は個人単位のブログでも、あまり成果の出ていないアカウントでも、広告を貼る以上はしっかりと守る必要があります

 

私がブログを始めた10年以上前は薬機法はそんなに厳しくありませんでした。

商品レビューも思ったことをそのまま思った通りに書いてしまっていたのですが、今なら完全に薬機法違反の表現が沢山あります。

 

リライトするときにある程度修正したつもりでしたが、漏れがあり先日も薬機法に触れる表現があるという事で、その広告主さんから提携解除されました。

 

薬機法は昔と比べて窮屈に感じる事もありますが、あなたのブログ、アカウントをみた人が正しい理解で商品を購入できるようにしっかりと学んでいきましょう♪

 

化粧品と薬用化粧品(医薬部外品)

薬用洗顔など、「薬用」と名前の付く化粧品を見たことがあると思います。

これは医薬部外品で予防を目的としたもの。虫歯を防ぐ歯磨き粉やフケ・かゆみを防ぐ薬用シャンプーなど。

薬用化粧品の場合は「日やけによるしみを防ぐ」「にきびを防ぐ」など。その商品が持つ予防的な効能が使えます。

 

薬用化粧品と一般の化粧品は書ける範囲が異なります。

一般の化粧品は「使用感」のみ書けると覚えておいてください。

 

やってない?こんな表現はNGです!

美容ブログ薬機法

コンプレックスが消える、治るというような表現

これは明らかにダメと分かりますよね。

シミが消える、ニキビが治るなどの表現はNGです。
実際に使っていて本人が効果があると感じていたとしても使用することは出来ません。

 

アンチエイジングという表現

美容系でよく使われる「アンチエイジング」は若返りのようなニュアンスがあるので使うことが出来ません

似た言葉で、エイジングケアに関しては「年齢に応じたお手入れ」などの注釈を入れる必要があります。

 

最も、一番など他に比べて優れているかのような表現

この商品が一番優秀と勘違いするような表現もNGです。

また、「医師が推薦」「芸能人お墨付き」のような、権威付けも出来ません

 

ビフォーアフターの写真

これはやってしまっている人が多い印象…

使用前後の写真を並べるのはNGです。
(メイクアップアイテムは別)

昔はシミのスポット美容液を使って経過を写真付きでブログに書いていましたが今ならNG!

 

 

こんなに制約があったらどうやって記事を書いたらいいのか分からない!という方も多いのでは?

 

じゃあどうすればいいのか?薬機法に沿ったライティング方法

美容ブログ薬機法

薬機法を守るのは大切だけれど、しっかり守るほど何となく面白みのない、商品の魅力が伝わりにくい文章になってしまいます。

なので、ぎりぎりを攻めるといった方法が使われますが、今回の記事では初心者の方でも使いやすいテクニックを紹介します。

 

使用感や使い方について言及する 

化粧品は効果について具体的に記載できませんが、使用感については自由度が高いです。

これは薬機法ライターさんが言っていたテクニックなのですが
「このクリームは肌に優しいので敏感肌でも使える」はNGでも「このクリームは優しいテクスチャーでまろやかな使い心地」はOKとのこと。

下の言い回しでも、優しいのはテクスチャーと言っているのに、何となく肌に優しそうなイメージが湧きませんか?

 

また、「ほうれい線が消える」とは書けなくても、「顔全体に伸ばした後に気になる部分に重ね付けして使う」と書くことで、小じわやほうれい線に良さそうだなと連想できます。

他にも、「下から上に持ち上げるようにマッサージ」と入れることでタルミへのアプローチを連想。

 

こういったテクニックは私も良く使いますし、企業の広告でもよく見かけます。

 

写真でシズル感をだす

「使ってみたい」「気持ちよさそう」と思われるような、食品系でいうシズル感のある写真を入れるのはおすすめ。

光を取り込んでみずみずしさがあふれ出るジェルや、コクのある濃厚なクリームを手の甲になじませている写真など。

うまいブロガーさんの写真を見ていると、おしゃれなだけでなくこういう「気持ちのいい使い心地が想像できる写真」がうまいなぁと思います。

 

オノマトペを使う

オノマトペとは「つるつる」「ふわふわ」などの擬音を使った表現。

柔らかそうな肌を表す「ふわふわ」や、剥き卵のような肌を連想させる「つるつる」など、擬音語で表すテクニックはよく使われます。

 

使い方の写真にこだわる

化粧品の使い方手順としてよくある、手の甲にクリームを出して伸ばして馴染ませて…のような写真をうまく使います。

 

例えば、手の甲にクリームをのばし、馴染ませていくという使い方を写真で解説し、馴染ませた状態のしっとり感のある手を掲載したり、ほうれい線あたりにクリームをなじませている写真を載せて、ほうれい線や小じわへのアプローチにに説得力を持たせます。

 

まとめ

美容ブログ薬機法

初めは何が良くて何がダメなのか分からず、薬機法の規制が厳しくなってから美容ブログを辞めようかと思った時期もあったけれど、実際勉強していると限られた表現の中でどう伝えようか考えるのは結構楽しいです。

  

慣れないうちは使える表現、使えない表現が分からず記事を書くのに時間が掛かってしまいますが、書いていくうちにコツもわかってくるので、あきらめずに挑戦してみてくださいね!

 

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